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2007年9月25日 (火)

253. コアオブライフ(CORE OF LIFE) ーティーンエイジャーに何を伝えるか

22日(土曜日)と、24日(月曜)は、ティーンエイジャーの妊娠、出産率が高い
オーストラリアで、おこなわれているプログラムで、
ティーンエイジャーに、妊娠、出産、親になることの実際や、その意味を紹介する
コアオブライフ(CORE OF LIFE) のワークショップに参加してきました。

日本では、性教育と言うだけで、すぐにいろいろな騒音が聞こえてきますが、
このプログラムは「~をしてはいけない」とか、避妊のハウツーなどを教えるのではなく、
妊娠したら、実際にどうなるのかというその後の真実と、ライフスキルを
ティーンエイジャーに興味深いやり方で知ってもらおうとする、
今、オーストラリアで広く普及してきているプログラムです。

ティーンエイジャーといえども、親になるという真実やライフスキルをきちんと教え、
いいことも、難しいことも知ってもらった上である程度の自己決定ができる状況を
整えてあげるって大切なことだなと、私は感じました。

トレイシー、デビーのふたりのファシリテーターが魅力的だったこともあるのですが、
ひとりの大人として、親として、彼ら、彼女ら次の世代に何をどう伝えていくのか、
何がどう伝わっていくのかということを、あらためて意識させてくれた2日間でした。

こんなプログラムは、10代のセックス、妊娠、出産を容認することになると
アチコチからの批判も聞こえてきそうですが、そういう批判はPhoto
それを伝える大人の側のあり方から生まれてくるのかもしれません。

実際に、参加してみて、私はそうは感じませんでした。

私たち大人が、性のこと、そして、生きることの意味を、それぞれが、
自分の言葉で話すことができるようになる、
まずは、そこからなのかな・・・

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2007年9月16日 (日)

252. 産科の現場から - 未来にどんな種をまいてゆけるのか

千葉市民さん、コメントありがとうございます。

 もうこれは奈良だけの問題ではありませんよね。
関東でも、千葉だけでなく、埼玉、茨城、神奈川でも、
そして、東京でも同じようなことがおこっています。

 これまで書いてきましたが、
医師や、病院を確保すれば、解決する問題ではありません。
外からの力で、強要すれば、解決する問題でもありません。
それは、もはや、産科だけの、医療だけの問題ではないからです。
中にいるものだけが、一生懸命やれば、それで解決できる枠をこえてきているからです。

わたし(たち)が、生きているあいだにはとても解決できそうにはないだけに、
今、どうすればいいのかという発想をこえて
それぞれが、次の世代、また次の世代、もっと未来の世代にたいして、
今、どんな種をまいてゆけるのかという意識をもっていてほしい。

そうでなければ、話し合っても、動いてみても、
先はなかなか見えてこないかもしれません。
利害関係の違うものどうしが、わかりあい、問題を共有するこは難しいかな・・・

命の問題だけに、Photo
ここまで、わたしたちに、つながれてきた命を
次にどうつないでいく、つなげてゆくのか、
という視点を忘れないでほしいです。

解決していかなければいけない問題、課題が山積していますが、
今は、そんな意識の種まきの時間でもあると感じています。

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2007年9月 3日 (月)

251. 医療がそこにあるということ

うみさん こんにちは

「出産の8割は無事に終わるのに、最近の出産は医療の手を借りすぎている」といった認識を持つ医療関係者の発言を知る機会があり、ちょっと困惑しています。

この医療関係者がどういう流れの中で、どういう意味をもって、こう話されたのかは
わかりませんが、うみさんは、この言い様に困惑させられた・・・
そうですよね。

医療って、客観的に助けた、治したといった評価だけではなく、
医療を受けたものにとってそれが、どういう意味があるのかという
個別性が問われる時代になってきました。

本来、それは、とても大切なことなのですが、
これまでの医療の場では、医療を使う側にも、そして、受ける側にもそうした意識は
あまりもてませんでした。

医療は必ずしも、使うだけのためにあるのではなく、
医療がそこにあることで、
その人の生む力や、育てる力を見守ることもできる。
もちろん、必要なときには、きちんとした技術を提供できるというのが前提ですが・・・

そんなふうに、医療がとらえられると、Photo_3
もっと「優しい生まれる」「優しい生きる」
が引き出されてくるのにな・・・ と思います。

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