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342. よのなか科

民間からの人材が校長となり
ユニークな試み取り入れている
東京都杉並区立和田中学校

先週になりますが
中学3年の「よのなか科」
裁判員制度4回シリーズの第3回
テーマ「安楽死について学ぶ」
に講師として参加させてもらいました

死のことを考えるのに
どうして産科医の先生が?
って声もあったけど

生と死は同じ線上にあって
切り離されないものだってこと

最後には何となくだけど
伝わったかな・・・

当初は、安楽死裁判を想定して
どのような条件であれば
安楽死を認めていいのかを
皆で考えるとのことでしたが

生と死って
とってもプライベートなもので
条件を決めて周りから
認めてもらうもの
ではないんじゃない?
という僕の意見がとりいれられて

「誕生死」
ブラックジャックの「ドクターキリコ」
森鴎外の「高瀬舟
を題材に

2人称(you:親しいあなた)
3人称(she.he:第3者)

生と死をみる
立ち位置をかえてみると

どう感じ方がかわるんだとうって
そんな素直な気持ちを
皆で話し合うことにしました

高瀬舟って短い小説なんだけど
鴎外がこの作品を書くまでのこと
を知ると、深いな~って

難しい内容だったけど
僕も相手が中学生だからって
手加減はせずストレートに
「僕は~思う」って
話してきました

皆も、それぞれ個性的な意見で
自分が中学の時のこと
を思うと多様化してきているというか
どんな意見でも
表現できるような
環境ができているのか
とても関心しました

彼らへの
最後のメッセージは
「そのままでいいんだよ」と
「まとめない」

暑い日の午後の2時間の体育館
皆、よくついてきてくれました

先生方も準備
お疲れ様でした

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341. そうやってつながってゆくんですね

まりりさんおはようございます

お便りをありがとうございました
お返事おくれてごめんなさい

  私は41歳の2児の母です。
  2月に次女を本格的な陣痛から
  は1時間20分という超安産で出産しました。
  ただ・・・次女は21トリソミー、
  ダウン症をもって産まれてきました。

  教員生活も20年を過ぎ、
  今まで『どんな命も大切。いらない命なんてない。』
  『障害を持っている人もみんな同じ大切な命』と
  生徒たちにも保護者の方々にも
  同僚同士でも言って話してきましたが、
  今回の次女の出産で、
  いかに自分自身が建前だけの人間だったか、
  口先だけの教師だったか、
  この2か月余りで嫌というほど知らされました。
  『命』について語る資格のなかったことを恥じました。

・・・・・

  そこに次女がいるのに、すでに出産しているのに、
  『何で検査をしなかったんだろう』
  『検査して中絶しておけばよかった』
  『なんで病院で検査のこと言ってくれなかったの』
  『妹もこんなに苦しいならもっともっと検査したらって言ってくれたらよかったのに』
  『長女一人でも十分幸せだったのになんで2人目を望んだのだろう』
  『いっそのこと出産時に母子ともに死んでしまったら良かった』
  『私の無知で障がいのある子を産んでしまった』
  『次女のせいで私の夢はみんなみんな壊れてしまった』
  ・・・こんなことばかり考えていたら~私の心が壊れました。
  その先には『次女と一緒に死んでしまいたい』
  『早く楽になりたい』
  『死にたい』・・・

・・・・・

  2か月たった今は、
  少しずつほんとに少しずつ、
  次女のことも受け入れられるようになり
  『障がいがあっても愛情もって育てていこう』
  『4人になった家族を大切にしよう』
  『ちゃんと笑っていられるママになりたい』
  『私は命を生んだのだ。中絶して命を殺さなかった』
  『生まれてきてよかったと次女にも思ってもらえるママになりたい』
  と思えるようになりました。
  次女を愛しいと可愛いと思えるようになりました。

そうでしたか・・・confident

あるがままに
それだけ苦しんだから

そこから
光がさしてきてくれたんでしょうか

すごいね、人間って

  もうすぐ最愛の母の七年忌です。
  母は62歳という若さでこの世を去りました。

  その母がいつも私に言ってくれた
  「あなたを美人に産んではやれなかったけれど
  あなたの『笑顔』は最高って思うよ。
  いつも『笑顔』を忘れない人でいてね。」
  という言葉通り、無くしかけた『笑顔』もきっと取り戻して、
  2児の母として、妻として、
  復職したら先生として、生きていこうと思います。

そうやって
命や魂が
つながってゆくんですね・・・

教えてくれてありがとうございました

竹内正人

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